矯正歯科
一般治療と矯正治療を一つの場所で受けられる安心感

伊皿子おおね歯科医院では、一般歯科治療を担当する歯科医師と、矯正治療を専門とする歯科医師が連携し、総合的な歯科医療を提供しています。矯正治療を専門とする歯科医院では実現しにくい、きめ細やかなサポートが可能です。
矯正治療と一般治療の連携によるメリット
1. むし歯やトラブルにも即対応可能
矯正治療中は、ブラケットやワイヤーの影響で歯磨きが難しくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まると言われています。当院では、1~3か月に1回の定期通院を通じて、口腔内クリーニングを行い、口腔環境を良好に保つサポートをしています。さらに、万が一むし歯が見つかった場合でも、矯正器具の調整と並行してその場で治療を行えるため、早期対応が可能です。
2. 情報共有による的確な治療
矯正治療中の患者様のデータや治療計画を一般歯科と共有することで、より統合的な医療をご提供します。情報共有がスムーズであるため、むし歯治療や歯のクリーニングも矯正治療に配慮した形で行うことができます。
3. 矯正治療の提案もスムーズ
一般歯科の定期健診の際に、歯並びや噛み合わせ、舌癖などをチェックし、必要に応じてそのまま矯正治療をご提案できます。治療を一貫して行えるため、患者様やご家族の負担を軽減します。
4. 矯正治療と一般治療を同時進行
矯正治療中にむし歯治療や歯周病のケアが必要になった場合も、同じ院内で並行して治療を進めることが可能です。これにより、他院を受診する手間が省けるだけでなく、治療全体の効率化が図れます。
定期的なケアで矯正治療をより快適に
矯正治療中の患者様には、1~3か月ごとの定期健診をおすすめしています。この健診では以下のケアを行います。
- 口腔内クリーニング:歯垢や歯石を除去し、むし歯や歯周病を予防します。
- むし歯チェック:矯正装置に隠れがちな小さなむし歯も早期に発見し、治療を行います。
- 歯磨き指導:矯正器具に対応した歯磨き方法をお伝えし、セルフケアをサポートします。
総合歯科治療の強み
当院では、矯正治療を含む総合的な歯科医療を提供することで、患者様一人ひとりの口腔健康をトータルでサポートしています。「矯正専門」ではない当院だからこそ実現できる、柔軟で包括的な診療をぜひ体感してください。気になることやご相談がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
矯正歯科治療を専門に行う歯科医が治療します
副院長は矯正歯科治療を専門に行っております。小児矯正はもちろん、部分矯正、成人矯正も行っております。お気軽にお問合せ下さい。
矯正治療中の虫歯等の治療も当院で合わせて行う事ができます。
矯正歯科について
出っ歯、受け口、デコボコの歯(乱杭歯)などでお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。
矯正治療をすることにより、キレイな歯並びになり、調和の取れた顔立ちになる事だけではなく、
咀嚼機能の改善や、発音障害の改善など、全身の健康に影響を及ぼす治療の一分野です。
矯正治療の流れ
step 1 カウンセリング
矯正治療についての流れや装置、期間、費用についてご説明し、不安や疑問にも丁寧にお答えいたします。
どんな些細なことでもお気軽にご相談下さい。
step 2 検査
治療前に口腔内の検査を行い、口腔内模型、レントゲンなどの資料を基に、診査・診断を行ったうえで治療を進めていきます。
step 3 診断
検査結果から治療経過をシュミレーションし、患者様に分かりやすく治療計画をご説明いたします。
患者様には十分に内容をご理解いただいたうえで治療に入っていただきます。
step 4 装置装着
口腔内を綺麗にした後装置を装着します。
装着後は担当医より歯磨きの指導がありますので、指導に従ったブラッシングを行ってください。
step 5 装置装着期間中
治療期間中は、1~2ヶ月に1度ぐらいのペースで通院していただき治療経過を確認していきます。
患者さん個々により異なりますが、ワイヤー治療の場合、一般的に月一度の来院回数で1年から2年前後になります。
step 6 保定(リテーナー)
歯が計画通りの位置に移動したら装置を外します。
治療後の歯の位置を安定させるため保定装置(リテーナー)を使用します。
その後も1~2年ぐらい3~6ヶ月に一度は通院していただきます。
矯正治療の必要性
歯並びが悪いと
出っ歯や受け口などといった歯並びの悪さは見た目の美しさが損なわれるだけでなく、
実は身体に様々な悪影響を及ぼす恐ろしい病気なのです。
そのいくつかの例として以下のものが挙げられます。
- 虫歯になりやすい
- 歯周病になりやすい
- 発音に影響を起こす場合がある
- 食べる時に効率が悪い
- 成長期に、悪い歯並びを放置しておくことで、顎の成長が悪い方向にすすんだり、発育不足をおこすことがある
- 悪い歯並びが、劣等感になり、心理的にストレスを与える場合があります
- 全身の姿勢のバランスをくずし、頭痛や肩こりなどの原因になることがあります
などといった悪い連鎖反応をおこさいないためにも歯並びに不安を感じたら、是非一度 当院でご相談下さい。
矯正装置
メタルブラケット
金属で出来たブラケットです。金属で出来ているため薄くて丈夫なつくりになっています。
接合部の接着剤の発達により小さな金属を使用しているので以前ほど目立たなくなりました。
ホワイトブラケット
金属部が白いセラミックで出来ているためメタルブラケットより目立たず審美性に優れています。
治療期間はメタルブラケットと変わりません。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)
透明で取り外し可能なプラスチックのマウスピースを、定期的(2週間前後)に1度交換することにより徐々に歯を動かしていきます。 ホワイトニングも同時に行うことが可能です。
見た目は透明なので他の人には、ほとんど見えません。また、金属アレルギーの方でも問題ありません。
部分矯正(MTM)
歯にクラウンやブリッジなどを入れる治療の際に歯の位置や角度が悪くて入れられない時に、 部分的に矯正することによって適切な歯並びの状態で治療できるようにするための矯正です。
リテーナー(保定装置)
リテーナーは矯正装置によって歯や顎の移動が終わった後に、歯を動かさないように固定させる為にするものです。
リテーナーにもいくつか種類があります。
成人・小児矯正
一言に矯正治療といっても成人の方とお子様では成長しきった骨と成長過程の骨のちがいになるので治療にも差が出てきますのでしっかりと認識された上で治療を検討されることが必要です。
成人矯正

成人矯正とは永久歯が生え揃って骨格が完成している方への治療です。
顎の成長が見込めない為に、歯の移動による治療となり、抜歯が必要となる場合もありますが、歯並びが整うことにより、歯周病・虫歯・発音が改善されるだけでなく、噛み合わせが正常になるため頭痛や肩こりなど身体的な改善にも繋がります。
小児矯正

小児矯正とは顎の骨が成長しきる前の矯正で、矯正治療としては理想の状態での治療になります。
顎の骨の柔らかいうちに始めることにより、成長に合わせて矯正できるため抜歯の確率も低くなり、良い治療結果が得られやすくなります。
健康な歯並びをお子様の間に手に入れておくと大人になってからも虫歯や歯周病になりにくい健康な歯でいられます。
料金表
矯正歯科治療は公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。
矯正治療に入るまでの費用
初診相談 | 初診ならびに矯正相談、口腔内を診査し、矯正相談をお受けします。 |
無料 |
---|---|---|
精密検査 | 高画質な歯科用CT装置による高度歯科治療の検査を行います。被ばく線量は非常に少ないのでご安心ください。 |
33,000円 |
大人の矯正治療料金表
成人矯正 | 矯正の種類や金額は症状により異なります。詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。 |
880,000円 |
---|---|---|
インプラントを用いた 矯正治療 |
チタンでできた骨折接合用の「ネジ」を埋め込み、歯の移動の際に固定源として利用する治療法です。 |
矯正料+55,000円 |
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置 (インビザライン) |
透明のマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)です。見た目はつけているのがほとんどわかりません。 |
矯正料+110,000円 |
子供の矯正治療料金表
第1期治療 | 乳歯と永久歯が混じった時期の治療です(6〜12歳)。主に成長を利用した治療を行ないます。 |
440,000円 |
---|---|---|
筋機能訓練装置 (ムーシールド) |
3歳から使用できる取り外し式の受け口用矯正装置です。夜間にはめておくだけで受け口が改善していきます。 |
110,000円 |
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、時間をかけて丁寧に磨きプラークを取り除く必要があります。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。治療中にむし歯や歯周病が見つかった場合は、かかりつけ医にて治療をしていただくことがあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。これは食事や咬み締めなど様々な原因で日常生活においても起こるものです。ほとんどの場合は症状がなく治療の必要もありません。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。